日常生活でたまにできる口内炎。これが発症すると食べ物も
  気にしておいしく食べれないし、しょっぱいものなど
  
  すごいしみますよね。
  
  これも不健康を表しているんです。
 
  栄養不足や口内の汚れなどが原因になってきます。
  これらも対処が色々あります。


口内炎

1、どうして症状が起こるの?

・口内炎は口のまわりに起こる炎症
口の中(口腔といいます)は、食事をしたり、呼吸をしたり、しゃべったりするために常に外部と接しており
細菌・ウイルス・ほこりなどが付着・侵入する可能性の高い部分です。
鼻や、内臓に通じるのどともつながっているので、部位によりさまざまな粘膜で覆われて防御されていますが
侵入した細菌などによって炎症を起こすことがあります。
「口内炎」とは、ほおの内側や歯ぐきなどの口の中や、その周辺の粘膜に起こる炎症の総称です。
その中で、特定の場所にできる場合は、歯ぐきにできれば「歯肉炎」
舌にできれば「舌炎」、唇にできれば「口唇炎」、口角にできれば「口角炎」と呼ばれます。
患部は潰瘍(粘膜がえぐれてできる穴)になったり水疱になったりします。



・口内炎の原因はさまざま
口内炎の原因はさまざまですが、次の3つが代表的な原因だと考えられています。

●疲労や免疫力の下が原因と考えられる「アフタ性口内炎」
一般的にもっとも多くみられるのが「アフタ性口内炎(潰瘍性口内炎)」です。
原因ははっきりわかっていませんが、ストレスや疲れによる免疫力の下、睡眠不足、栄養不足(ビタミンB2が欠乏すると口内炎ができます)などが考えられています。

アフタ性口内炎にかかると、赤く縁取られた2~10mm程度の丸くて白い潰瘍が
ほお・唇の内側・舌・歯ぐきなどに発生します。
小さなものが2~3個群がって発生することもあります。
普通は10日~2週間ほどで自然に消滅してあとは残りません。若い人に多くできる傾向があります。

なかなか治らないとき、範囲が広いとき、何度も再発するときは、ベーチェット病などほかの病気の一症状であったり、くすりが原因の場合もあるので、すぐに病院へ行きましょう。

●ウイルスや細菌の増殖が原因の「ウイルス性口内炎」
ウイルスが原因で起こる口内炎もあります。
単純ヘルペスウイルスの感染が原因の「ヘルペス性口内炎(口唇へルペス)」や、カビ(真菌)の一種であるカンジダ菌の増殖が原因の「カンジダ性口内炎」などがあります。
そのほかにも、梅毒・淋病・クラミジアなど、STD(性行為感染症)による口内炎も知られています。

ウイルス性口内炎に多くみられる多発性の口内炎は、口の粘膜に多くの小水疱が形成され、破れてびらんを生じることがあり、発熱や強い痛みを伴うことがあります 。

●物理的刺激によって起こる「カタル性口内炎」
「カタル性口内炎」は、入れ歯や矯正器具が接触したり、ほおの内側をかんでしまったりしたときの細菌の繁殖、熱湯や薬品の刺激などが原因で起こる口内炎です。
口の粘膜が赤く腫れたり水疱ができたりします。
アフタ性とは異なり、境界が不明瞭で、唾液の量が増えて口臭が発生したり、口の中が熱く感じたりすることもあります。
また、味覚がわかりにくくなることもあります。

●その他の口内炎
特定の食べ物や薬物、金属が刺激となってアレルギー反応を起こす「アレルギー性口内炎」、喫煙の習慣により口の中が長期間熱にさらされることにより起こる「ニコチン性口内炎」などもあります。
ニコチン性口内炎の場合は、口の中の粘膜や舌に白斑ができ、がんに変化するおそれもあります。



・口内炎の特徴

アフタ性口内炎

円形または楕円形の白っぽい潰瘍。何度も繰り返してできる場合は再発性アフタ性口内炎と呼ばれる。
・免疫力の
・ストレスや栄養障害
・口腔粘膜の損傷
・ベーチェット病などの全身性疾患の症状  など


ウイルス性口内炎
(ヘルペス性口内炎・カンジダ性口内炎など)

赤くただれ、びらんを生じる。カンジダ性口内炎の場合は、口の中に白いこけ状の斑点ができる。
・単純ヘルペスウイルス
・水痘帯状ヘルペスウイルス
・コクサッキーウイルス A群 など


カタル性口内炎

一般的に水疱はすぐにつぶれて、潰瘍になる。潰瘍が良性でも、十分に治癒するまで痛み続ける。
・虫歯、入れ歯の不具合
・口腔粘膜の損傷
・やけど
・薬品の刺激 など


アレルギー性口内炎
アレルギー反応を起こし、口の中の粘膜に炎症が起こる。
・特定の食物
・薬品
・金属 など


ニコチン性口内炎

口の中の粘膜や舌に白斑ができる。
・喫煙の習慣


口内炎が起こるしくみ
(1) 粘膜を正常に保つためのビタミン不足、疲労やストレス、ウイルス感染や外的刺激などにより、タンパク質分解酵素の一種プラスミンが発生します。


(2) 増え続けたプラスミンによって、炎症のもと(ヒスタミン)や痛みのもと(プロスタグランジン・ブラジキニン)が出て、血管を拡張します。


(3) 炎症を起こすと血管からこれらの物質が漏れ出やすくなり、むくみが起こり、痛みが発生します。


(4) 炎症が続くと、粘膜の表面がただれてびらん様になります。


(5) さらに、ただれた部分がえぐられ、口内炎ができます。




2、予防するには?
口内炎は一度できてしまうと、食べ物がしみて楽しく食事ができず、つらいものです。
できた後で悩まないよう、事前の予防対策も重要です。


・バランスのとれた食生活
偏った食生活によるビタミン不足で、口内炎が発生することがあります。
緑黄色野菜たっぷりのバランスのとれた食生活を心がけましょう。
また、サプリメントなどでビタミンB2・B6・Cを積極的に補って、免疫力を高めましょう。

・免疫力をアップさせる
口内炎は体調のバロメーターともいわれます
かぜや疲れなどで免疫力が落ちていると口内炎になりやすくなります。
ストレスや疲れを感じたらゆっくりと休み、夜更かしや不規則な生活を送らないよう留意しましょう。

生活環境の変化もストレスになる場合があります。普段から、ほどよい気分転換を心がけましょう。

・口内環境を整える
口の中の常在菌が増殖することによって、口内炎ができる場合もあります。
口の中を清潔に保つことも重要な予防方法です。
●毎食後に歯磨き・うがいをしよう
食後は、歯磨きやうがいをして、できるだけ口内を清潔に保ちましょう。
また、歯磨きの際は、口の中の粘膜を傷つけないよう注意してください。
●口の中を乾燥させないようにしよう
口の中が乾いていると粘膜の免疫力が下し
口内炎になりやすいといわれています。
水やお茶で口の中を潤わせたり、あめやガムなどで唾液を分泌させましょう。


3、口内炎が起こったらどうする?
症状が軽い場合は、食生活の改善やストレスの軽減などで様子をみましょう。
また、くすりを上手に活用して早期に症状を軽減するのもよいでしょう。
症状が長引く場合や、普段とは異なる症状を感じた場合は、すぐに専門医を受診してください。




病院に行くべき症状と、セルフケアできる症状

●病院に行くべき症状
下記の症状がある場合は、感染症やほかの病気の一症状である可能性があるので
歯科・口腔外科・耳鼻咽喉科を受診しましょう。

・症状が口の中全体もしくは唇や口周辺へも広がっている場合

・発熱や全身倦怠感を伴う場合

・症状が10日以上続く場合


●セルフケアできる症状

ほかに持病がなく、口内炎が1カ所に限定してできている場合は、セルフケアで様子をみましょう。
自然に治るのを待つ人も多いようですが、生活環境の改善を行い
ビタミン剤(特にビタミンB2)を活用して栄養バランスを整えるほか
つらい症状には内服薬・塗り薬・貼り薬・うがい薬などのOTC医薬品を活用しましょう。